ページID:125288更新日:2026年4月2日
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【プロフィール】
店名:オーシャンデザイン(中古車販売店)
名前:中山凌太さん
職業:中古車販売店長
やまなしデジタルコネクト事業の「生成AIによるアプリ開発」セミナーを受講し、自社のLP(ランディングページ)と顧客管理ボードを自ら制作した中古車販売店長の中山さん。
会社全体で大規模なシステム導入をしているわけではない状況の中で、「まずは個人で試して形にする」取り組みが、現場のDXを前に進める一歩になっていました。
今回は、受講のきっかけから制作の過程、今後の活用イメージまでを伺いました。
全社導入はこれから。でも、課題は日々の業務の中にある
中山さんの職場では、現時点で「会社全体でこのシステムを使っている」といった統一的な仕組みはまだないそうです。一方で、現場では日々お客様対応があり、扱う情報は増え続けています。
「会社全体として何かシステムを使っている、というよりは、まだ個人単位で使っているレベルです」
だからこそ中山さんは、まずは自分の業務の中でデジタルを試しやすいところから取り入れ、改善できそうなポイントを探っていくスタンスを取っていました。
きっかけは「生成AIでアプリを作る」セミナーへの参加
最近は生成AIや便利なツールの話題が増える一方で、「結局、どう業務に活かせばいいのか分からない」という声も少なくありません。中山さんにとっても、ツールを“知る”ことが重要なテーマでした。セミナーでは、生成AIを活用してアプリや業務に使える仕組みを作る流れを体験。難しいプログラミングを前提とせず、目的に合わせて形にしていく考え方に触れられたことが、大きな収穫になったと語ってくれました。
「こういうツールで、残せるものを作れたり、意思共有がしやすくなると思いました」
受講後すぐに行動。自社LPと「顧客管理ボード」を自分で作成
セミナー受講後、中山さんが実際に手を動かして作ったものは、
・自社のLP(ランディングページ)
・顧客管理ボード
という、業務に直結するアウトプットでした。
現場では、お問い合わせへの対応、商談状況の把握、次のアクションの整理など、「情報が散らかると困る」場面が多くあります。そこで、必要な情報を見える化し、共有・管理しやすくするために、顧客管理ボードの作成に取り組みました。
「頼まれてやっているというより、個人単位でちょっと作ってみて、残せる形にしていく感じですね」
“作って終わり”ではなく、実務で使いながら育てていく段階へ
現時点では、作成したLPや顧客管理ボードを「今後、実際の業務で使用していく予定」とのこと。いきなり完璧な運用を目指すのではなく、まずは使いながら改善していく前提で進められる点も、自分で作る取り組みの強みです。
「今回の学びを通じて、業務の中にもDXを少しずつ進めていけそうな部分が、いくつか見えてきたと感じています。」
実際に現場で使い始めることで、「どこが使いづらいか」「何があればもっと回るか」が見え、次の改善につながっていきます。
DXは“まず一歩”。県の事業は、その背中を押してくれる
最後に中山さんが強調していたのは「最初の一歩の重要性」でした。DXは、特別な人だけが進める大きな改革ではなく、現場が少しずつ試しながら前に進めていくもの。だからこそ、最初のきっかけがあるかどうかで、動き出しやすさが大きく変わります。
「DXの取り組みには、まず一歩を踏み出すことが大事。県の事業は、その良いきっかけになると思います」
“まず触ってみる”“小さく作ってみる”という行動が、業務の見え方を変え、改善の選択肢を増やしていく。中山さんの取り組みは、そのことを実感できる事例と言えるでしょう。

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