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山梨県の現在の警報等発令
【警 報】インフルエンザ(中北、峡東、富士・東部、甲府市保健所管内)
【注意報】インフルエンザ(峡南保健所管内)

この時期注意が必要です!

 keihou

YCDC医師からのメッセージ

 

 定点情報(2026年第7週:2月9日~2月15日)/ その他情報(公表までに把握した情報)

                             (2月19日 山梨県立中央病院 三河貴裕 医師)

【要約】
インフルエンザ:ピークは越えたように見えます。ほとんどがB型インフルエンザと思われ、感染者は学生に多いようです。
感染性胃腸炎:急激な増加はありません。

 

〇リスクアセスメント
【インフルエンザ】
インフルエンザは全県で定点あたり41.86(1465人)と報告されています。先週が定点あたり60.23でしたから、ピークを超えたように見えます。ほとんどがB型インフルエンザと思われます。感染者の75%強が20歳未満であり、おもに学生に多いようです。70歳以上の方は全体の1%以下です。

【新型コロナウイルス感染症】
新型コロナウイルス感染症は全県で定点あたり2.66(93人)です。前週が定点当たり4.23でした。少し減少しているように見えます。

【感染性胃腸炎】
感染性胃腸炎は定点あたり4.43で急激な増加はありません。

 

○対応
インフルエンザの今回のピークは超えたように見えます。昔からA型が流行った後はB型が流行すると言われていましたが、ここまでのB型の流行は見たことがありません。調べてみると1973年、1985年にはB型の大きな流行があったようです。また今回の流行を見てみると、A型に比べてもさらに小児に多く感染しているのが特徴的です。なぜこのような状況になったかはわかりません。


海外に目を向けてみると、相変わらずアメリカでは麻しんの流行が止まりません。昨年は1年間で2280人の感染者。今年はすでに910人感染しています。ワクチン接種をしていない人たちに拡大しているようです。

インドの西ベンガル州(バングラデシュと接している)で1月末にニパウイルス感染者の報告がありました。ニパウイルス感染症は1998年末にマレーシアやシンガポールで発見された感染症で、ウイルスを持ったブタやオオコウモリとの接触で主に感染します。1月末の情報だと、インドの西ベンガル州で2名、2月上旬にバングラデシュのRajshahi division(インドの西ベンガル州に接しています)で1名患者が報告されています。本ウイルスは致死率が高いため警戒されています。バングラデシュではもともとその土地にウイルスがいるとされており、2001年以降350人ほど感染者が報告されています。感染経路は動物→ヒト、汚染された食べ物→ヒトが多いとされています。1998年のマレーシアでの集団発生では感染者の93%が感染している可能性が高い豚に接触した養豚場関係者であったことから、ヒト→ヒトへの感染力が強いウイルスではないと推定されます。ヒト→ヒトで大きく感染が拡大することを心配する必要はありません。

※厚生労働省において、日本国内では患者の報告はないとの発表がされています。(厚生労働省 令和8年2月5日プレスリリース

 

*関連ページ

インフルエンザ ⇒ 山梨県感染症ポータルサイト / 厚生労働省(インフルエンザQ&A) / 国立健康危機管理研究機構
麻しん ⇒ 山梨県感染症ポータルサイト / 厚生労働省 / 国立健康危機管理研究機構
ニパウイルス感染症 ⇒ 厚生労働省 / 国立健康危機管理研究機構

 

感染症発生状況

 

今週の感染症発生状況はこちら をご覧ください ! 

 *保健所毎疾患毎(インフルエンザ・コロナ・RSウイルス・感染性胃腸炎など)に今週の状況がご覧になれます。

      2026年2月19日作成

インフルエンザ及び新型コロナウイルス感染症について県内35箇所の定点医療機関から報告された
患者数及び1医療機関あたりの患者数を集計しました【赤色警報 黄色注意報】。

対象期間:2026年第7週〔2026年2月9日(月曜日)~2026年2月15日(日曜日)〕

          急性呼吸器感染症病原体検出状況06w                          新型コロナウイルス感染症流行マップ39w                           

  ◆下記数値は、「初回公表時点での数値」を掲載しています。また、医療機関から報告がなかった場合は定点当たり数値の算出対象から除いています。

インフルエンザ
山梨県 中北 峡東 峡南 富士・東部 甲府市
7週 報告数 1,465 737 204 34 248 242
定当 41.86 61.42 34.00 11.33 35.43 34.57
6週 報告数 2,108 1,102 326 89 306 285
定当 60.23 91.83 54.33 29.67 43.71 40.71
5週 報告数 1,644 833 351 34 164 262
定当 46.97 69.42 58.50 11.33 23.43 37.43
4週 報告数 778 340 194 22 62 160
定当 22.23 28.33 32.33 7.33 8.86 22.86
3週 報告数 292 158 63 4 23 44
定当 8.34 13.17 10.50 1.33 3.29 6.29
新型コロナウイルス感染症*
山梨県 中北 峡東 峡南 富士・東部 甲府市
7週 報告数 93 53 10 4 14 12
定当 2.66 4.42 1.67 1.33 2.00 1.71
6週 報告数 148 89 25 3 7 24
定当 4.23 7.42 4.17 1.00 1.00 3.43
5週 報告数 112 76 15 7 2 12
定当 3.20 6.33 2.50 2.33 0.29 1.71
4週 報告数 109 62 9 3 10 25
定当 3.11 5.17 1.50 1.00 1.43 3.57
3週 報告数 74 41 15 9 1 8
定当 2.11 3.42 2.50 3.00 0.14 1.14

*本県独自基準 以下の数値を目安にYCDC医師と協議の上決定(注意報目安:定点あたり10以上、警報目安:定点あたり15以上)

発生動向に関する各種資料 (定点把握対象疾患・全数把握対象疾患の発生状況病原体検出状況などがご覧になれます)

集団感染事例及び学級閉鎖等措置状況(PDF:36KB) ※過去の分はこちら
 
施設から報告のあった事例保健所及び施設種類ごとにご覧になれます。県保健所管内のみの情報です)

  *2025年第36週以降の状況
    新型コロナ措置状況(PDF:57KB)
    インフルエンザ措置状況(PDF:56KB)
    感染性胃腸炎措置状況(PDF:56KB)
  *甲府市の状況は こちら

 

新型コロナウイルス感染症について

 新型コロナウイルス感染症とは、新型コロナウイルスによって起きる感染症です。主に鼻やのど、気管、肺などの臓器(呼吸器)に感染し、インフルエンザや風邪に似た症状を引き起こします。
   *新型コロナウイルス感染症の法律上の位置づけは、令和5年5月8日から「5類感染症」に移行しました。

新型コロナウイルス感染症に関する詳細情報は以下のページをご覧ください。

 

下水サーベイランス

 下水中のウイルスを検査・監視する下水サーベイランス(下水疫学調査)は、受診行動や検査数等の影響を受けることなく、無症状感染者を含めた感染状況を反映する客観的指標としての活用が期待されています。
 本県では感染状況のトレンドを把握し、感染対策に活用するため、令和5年7月から下水サーベイランス事業を実施しています。

 詳しい情報は こちら

最新・話題のレポート


 〇厚生労働省や国立感染症研究所などが公表する最新・話題のレポート

 〇YCDCレポート

 〇感染症対策グループHP

山梨県で発生している感染症情報

警報

インフルエンザ(中北保健所、峡東保健所、富士・東部保健所、甲府市保健所管内)

注意報

インフルエンザ(峡南保健所管内)